Kyashで大損!あることを知らなくてクレジットカードチャージで大赤字を出した

当記事はプロモーションを含みます。
節約×お得ワザ
『Kyash』で得するはずが、年間16,800円も損するところだった…

クレジットカードでチャージできて、しかも決済時に還元も受けられるプリカ『Kyash』。
クレジットカードのポイントも獲得できるので「ポイントの二重取りじゃん!」ってノリで、僕も飛びつきました!

毎月の食費や雑費、ゲームの課金から経費まで、支出は全てKyashでお支払い。
「賢い使い方だぜ!」と得意気になっていたもんですが、現実は思ってたのと全く違ったのです。

クレジットカードのチャージに関する「あること」を確認しておらず、得するどころか大きな損失を出してました…

しかも驚いたのは、ネットで真偽を調査したところ、大手の有名なクレジットカード紹介サイトでもKyashのチャージに関する記載に誤りが多かったんですよね。

僕みたいに、Kyashのクレジットカードチャージで損してる人って実は多いかも…?

そこで、僕自身が大損した「Kyash×クレジットカードチャージ」の落とし穴について、正直にお伝えします。

そもそも『Kyash』とは何なの?

この記事に辿り着いたってことは、Kyashが何かご存じですか?
一応、要点を掻い摘んで説明すると…

  • 国際ブランドが「VISA」のプリペイドカード
  • プリペイドカードながらも0.2%~1.0%の還元を持つ
  • クレジットカードでチャージできる

最大のメリットは、ポイントを二重取りできること。
クレジットカードのチャージ分、それからKyashで決済するとポイントが貰る、還元のチートアイテム!

Kyash自体は一般的なクレジットカードと使い方は変わらず、特に困ることが無いのも魅力です。

Kyashポイントが付与されるタイミング

Kyashで支払うと、決済額に応じたポイントが貰えます。

このポイントが付与されるのは、売上が確定したタイミング。
決済時は仮売上のため反映されない他、キャンセル等で確定しなかったときも還元されません。

売上が確定するのは、決済日より3日後~7日後。
お店ごとに確定日が違うので、多少はズレることがあります。

簡単にいうと、決済してから3日~7日でポイントが貰えるってこと!

獲得ポイントの確認方法

Kyashには、利用明細を確認できる専用のスマホアプリがあります。
このアプリから獲得ポイントも見ることができ、いつ付与されたかの履歴も閲覧可能です。

スマホアプリでポイントを獲得状況を見る方法
履歴を見る限り、Kyashのポイントは『決済ごと』に算出されるね!

恥ずかしながら大損理由は5つもありまして…

Kyashの基本をおさらいしたところで、何が損失だったか解説しますね。

結論からいうと、僕のズボラな性格がトラブルを招きました。
その結果、二重取りできていないことに始まり「得するどころか損してるじゃん」という話が2個3個と判明したのです。

あなたも同じミスしてるかも知れないので、僕の損失理由を紹介しますね。

Kyashのチャージは還元対象外のクレジットカードだった

Kyashの魅力であるポイントの二重取りができてませんでした。
その理由は『Kyashのチャージはポイント還元の対象外』というクレジットカードを利用してたからです。

Kyashにおけるポイントの二重取りって…

  1. クレジットカードでチャージすることにより、クレジットカードのポイント還元が受けられる
  2. チャージしたKyashで決済することにより、Kyashのポイント還元が受けられる

という仕組みなんですが、この『1番』が機能してなかったんですね。

Kyashのチャージに利用してたクレジットカードは「楽天カード」。
これで毎月15万円くらいチャージしてたのに、全て無駄だったのです。

15万円分の還元が0ポイントだった画像
還元対象外のクレジットカードって、結構あるみたい。
下に記載しておくね。

また、以下のクレジットカードは、公式サイトに「電子マネーのチャージは還元対象外」と記載されており、もしかするとKyashのチャージでは還元を受けられないかも。

  • リクルートカード(VISA・Mastercard)
  • P-oneカード<Standard>
対象外のクレジットカードについて、他にも情報があればコメントで教えてもらえると助かります!

失効しないクレジットカードだと気づきにくい!

僕って、ズボラなうえにケチなんです。

だから「ポイントを貯めたいけど使うのは面倒」というスタンスでして、ポイントの有効期限がない、つまりは失効しないクレジットカードでKyashにチャージしてました。

楽天カードのポイントは、有効期限が1年間。
だけど「貯まる・使う」といった変動があると更新されるタイプで、実質無期限なんです。

失効しないんだから、どれくらい貯まってるか気にしない。
その結果、全く貯まっていないことに気付けなかったという訳です…

僕は時代の波に取り残されてた

「還元対象の変更」「還元率の格下げ」って、実は色々なクレジットカードで起きてます。

例えば「REXカード」というクレカは、過去に1.5%もの還元率で最強と謳われてました。
しかし、不況の波を受けてか徐々に下がっていき「1.5%→1.25%→1.0%」まで落ち込んだのです。

こうした改悪が、実は楽天カードでも密かに行われているんですよ。

「楽天カードからKyashのチャージは還元の対象外」という話は、実のところ2023年には公式が発表してました。

ただ、このときの内容(上記の画像情報)は、すでに刷新済み。
今、同じURLの記事(下記画像)を確認すると、ポップアップで表示されるようになってます。

だから、楽天カードでのチャージは還元対象外という話が見つかりにくいんですよね(探すのが下手なだけかも知れないけど)。

こういう情報は分かりやすいところに記載してほしい…

という訳で、僕のズボラな性格ゆえに知識をアプデしておらず、いつの間にか対象外になってるのを見逃してたのも原因でした。

還元率1.0%だと信じて今日まで過ごしてきたんだ

Kyashのポイント還元に関する説明が、とにかく理解しにくい。
実際に見れば「分かりにくいことが分かる」ので、公式サイトのリンクを載せておきますね。

Kyashポイント – Kyash HELP

Kyashのポイント還元率について、僕なりに分かりやすく解説します!

Kyashには、実物のカードを発行して使う「Kyash Card」と、カード本体を作らずにカード情報だけを発行する「Kyash Card Virtual」の2種類があります。

そして、チャージ方法によって、その分が「Kyashマネー」「Kyashバリュー」に分けられます(後述します)。

これらをまとめた各還元率の表が、以下の通り。

カードの種類 残高の種類 本人確認 還元率
「Kyash Card」の券面画像
Kyash Card
Kyashマネー 1.0%
Kyashバリュー 0.2%

Kyash Card Virtual
Kyashマネー 0.5%
Kyashバリュー 0.2%

Kyash Card Virtual
Kyashマネー × 0.2%
Kyashバリュー × 0.2%
注意事項|ポイント還元が対象外の取引リスト
  • 売上が確定しなかった取引
  • 代金未回収が発生している取引
  • 本人または第三者による不正利用とKyash側が判断した取引
  • 以下へのチャージ
    • ANA PAY
    • B/43
    • IDARE
    • MIXI VISA
    • VANDLE CARD
  • モバイルSuicaアプリでの購入またはチャージ
  • Apple Pay経由でのモバイルSuicaアプリでの購入またはチャージ
  • Googleウォレット経由でのモバイルSuicaアプリでの購入またはチャージ
  • 一部のWallet系のチャージ
  • 交通機関の決済
  • 「金券・商品券・有価証券」などの現金同等物
  • 税金・ふるさと納税・各種税金
  • 公共料金
  • 寄付金
  • 郵便局での決済(実店舗・オンライン)
  • 造幣局の販売サイト
  • 「イマすぐ入金」の残高で決済した取引
  • 「イマすぐ入金」の決済が全て完了するまでに取引されたKyashバリュー分
僕が使用するのは、本人確認が済んだ「Kyash Card」です。
そして、スマホアプリで確認すると、以下のように書いてあります。
スマホアプリから本人確認を閲覧したときの画面
これを見たら、普通は「Kyashマネー」で還元率1.0%だと思わない?
でも実際は、以下のようにチャージ方法によって「マネー」か「バリュー」が区別されるんです。
種類 入金方法
Kyash
マネー
銀行口座・ペイジー
コンビニ・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM
Kyashスポットマネー
他サービスの売上金やポイント
Kyash
バリュー
クレジットカード・デビットカード
イマすぐ入金
Kyashポイント
Kyashバリュー(期限付き)
アカウント移行時の繰り越し残高

表の通り、クレジットカードでのチャージ分は全て「Kyashバリュー」の扱い。
つまり、還元率は0.2%、10,000円の商品を購入しても20円しか還元されません。

この説明が別のページに記載されてるんですよね。
おかげで、Kyashの還元率はずっと1.0%だと勘違いしてました…

実際の画像を見た方が分かりやすいと思うので、載せておきますね。

決済額2,772円で5ポイントを獲得したときの画像
計算式

2,772円×0.2%=5.544pt(小数点以下は切り捨て)

衝撃すぎる還元上限に貯まるもんも貯まらない…

これは、本件を調べるなかで分かったことなんですが、どうやらクレジットカードでチャージしたときの還元上限なるものがKyashにはあるんですね。

還元率 月間の付与上限
1.0% 最大1,200pt
0.5% 最大600pt
0.2% 最大100pt

クレジットカードのチャージ分は「Kyashバリュー」で、還元率は0.2%。
この場合、ひと月で獲得できるポイントの上限は『最大100ポイント』です。

……え、めっちゃ少額じゃない!!?

ビックリですよね、僕も最初は驚きました笑。
1pt=1円、つまり月々100円、年間1,200円しか得しないのですから…

ちなみに、0.2%で100ポイントだと、50,000円の利用額で達成可能。
算出は「月間の総利用額」ではなく「各決済」なので、実際のところは50,000円以上の利用が求められることでしょう。

結局はどれくらいの損失だったの?

僕は生活費の大半をKyashで支払ってたので、毎月のチャージ額は15万円くらいでした。

決済時の損得を、以下の2パターンで比較してみましょう。

  • 楽天カードで決済する(還元率1.0%)
  • 楽天カードでチャージしたKyashで決済する(還元率0.2% / クレジットカードのチャージによる還元は含まれない)
楽天カード Kyash
券面 「楽天カード」の券面画像 「Kyash Card」の券面画像
還元率 1.0% 0.2%
還元対象
の上限額
無制限 50,000円
15万円利用時の
獲得ポイント
1,500円 100円
1,500円と100円、この差は結構ヤバくないですか?
毎月1,400円もマイナス、年間16,800円の損失ですよ…

今回は、幸いにも楽天カードでのチャージしてたのが3ヶ月間だけだったので大きな損失は防げましたが、それでも4,200円分…
焼肉の食べ放題に行けたと思ったら、悔しくて悔しくて。

Kyashは解約すべき?それとも継続して利用する?

じゃあ、Kyashは解約すべきかって話なんだけど…
得するっちゃ得するので、利用し続けても良いと思います。

ただ、チャージに使用するのは、還元率1.0%以上のクレジットカードを推奨します。

例えば、還元率0.5%のクレカだと、Kyashの還元率を合わせても0.7%止まり。
楽天カードのような還元率1.0%のクレカなら、Kyashを通さない方が0.3%も得だからです。

還元対象で確認できたのは三井とエポスだけ

今回の調査で「Kyashのチャージが還元対象のクレジットカード」は、以下の2枚でした。

Kyashのチャージが還元対象のクレジットカード(全カードを調査した訳ではありません)
  • 三井住友カードゴールド(NL)
  • エポスゴールドカード
三井住友ゴールドカード(NL)が還元対象の証拠画像
エポスゴールドカードが還元対象の証拠画像

この2枚は還元率0.5%なので、本来は非推奨のクレジットカード。
それでもおすすめするのは、ボーナスポイント制度があるからです!

この2枚には、年間利用額100万円で10,000ポイントも貰えるボーナスがあります。
つまり、通常の還元と合わせれば総額15,000ポイントになり、還元率1.5%に化けるのです。

15,000ポイントの内訳

(100万円×0.5%)+10,000pt=15,000pt

ちなみに、このボーナスポイント制度は、ゴールドカード以上の特典です。

年間100万円だと、月々の利用は平均84,000円ほど。
ゴールドカードなのも加味すると、大学生にはちょっと厳しいラインかも。

還元以外のメリットもKyashにはある

僕自身、最初は還元が目当てでKyashを作りました。
実際に使ってみると、還元以外にも惹かれるところがあったんです。

Kyashの還元以外のメリット
  • 不正利用に対処しやすい
  • クレジットカードの審査に通らないなら最適

ネットショッピングでクレジットカードを使うと、情報の漏洩から不正利用されることがあるんですよね。

当然ながら再発行する訳ですが、その間はクレジットカードが使えません。
でも、Kyashを間に挟むことで被害がKyashで留まるため、メインのクレジットカードは使い続けられるのです。

もう1つのメリットは、Kyashがプリペイドカードということ。
何かしらの理由でクレジットカードの審査に通らない人でも、安心して作ることができます。

銀行口座からのチャージなら還元率1.0%、海外やネットでも決済しやすいVISA、スマホで支出管理用のアプリがあるという点からも、めっちゃおすすめ!

やっぱちゃんと説明は見ないと損しますね

「得するつもりが、逆に損してた…」
そんなKyashの失敗談をお伝えしました。

チャージの還元対象外というクレジットカードを使ってたこと。
そして、Kyashの還元に上限があり、思ったほどお得ではないことが分かりました。

ただ、それでもKyashにはメリットがあると感じてます。
そのため、僕自身は今後もKyashを使っていこうって感じです!

とはいえ、タイパが悪いと思ったら見直すかも知れませんが。

よくある質問

Kyashの還元率は何パーセント?
カードの種類 残高の種類 本人確認 還元率
「Kyash Card」の券面画像
Kyash Card
Kyashマネー 1.0%
Kyashバリュー 0.2%

Kyash Card Virtual
Kyashマネー 0.5%
Kyashバリュー 0.2%

Kyash Card Virtual
Kyashマネー × 0.2%
Kyashバリュー × 0.2%
どのチャージ方法が「Kyashマネー」なの?
種類 入金方法
Kyash
マネー
銀行口座・ペイジー
コンビニ・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM
Kyashスポットマネー
他サービスの売上金やポイント
Kyash
バリュー
クレジットカード・デビットカード
イマすぐ入金
Kyashポイント
Kyashバリュー(期限付き)
アカウント移行時の繰り越し残高
Kyashの年会費はいくら?
Kyashの年会費は、無料です。
ただし、リアルカードを発行する際に900円の発行手数料がかかります。
Kyashのチャージが還元対象のクレカとは?
2025年7月13日の時点だと「三井住友カード(NL)」と「エポスカード」は還元対象でした。

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