『やめとけ』と親に言われた僕のクレジットカード失敗談|大学生がハマりやすい落とし穴とは?

「お前にクレジットカードは早い、やめとけ。」
そう親に言われて、腑に落ちずにいる大学生のあなたへ。

実は、筆者である僕も親に反対されつつもクレジットカードを作った1人。
そして、結果的に使い方を誤って、しっかり痛い目を見ました…。

クレジットカードは、たしかに便利です。
でも、使い方やリスクを知らずに使うと、思っている以上に後悔することになります。

この記事では「やめとけ」と言われた僕自身の失敗談をもとに、大学生が知っておくべき落とし穴や判断のヒントをお伝えします!

「自分は大丈夫。」
そう思っているなら、なおさら読んでほしい話です。

「クレジットカードはやめとけ」と言われる理由を知ってる?

「大学生がクレジットカードを持つのはやめた方がいい」
そんな言葉を聞いて、あなたは今、少し不安を感じているのではないでしょうか。

便利そうに見えるクレジットカード。
でも「使いすぎると危ない」や「借金地獄になる」といった声も多く、本当に自分に必要なのか、悩んでしまいますよね。

なぜ「やめとけ」と言われるのか、その理由を冷静に整理していきます。
まずは、よくある背景や失敗談から見ていきましょう。

「やめとけ」と言われる3つの背景とは?

大学生がクレジットカードを持つのは早いと言われる主な理由は、以下の3つ。

お金の使い方がまだ心配だと思われている

大学生は自由にお金を使えるようになる時期。
その一方で「ついつい使いすぎちゃう」や「計画的に管理できない」って思われがちなんです。
クレジットカードは後払いだから使ってる感覚が薄くなりやすく、気づいたら請求額が…なんてことも。

クレカ=借金というイメージが根強い

リボ払いやキャッシングって聞いたことありますか?
このあたりをよく知らずに使っちゃうと「あとで返す金額が増えてる!」なんてことにもなりかねません。
大人たちは「まだ仕組みがよく分からないうちは危ない」と考えているわけですね。

トラブルに巻き込まれたとき、自分で対応できるか不安だから

カードの不正利用や詐欺など、ネットの世界には危険もあります。
そんなとき、うまく対処できるか聞かれると、ちょっと不安になりますよね。
だから「何かあったときに自分で責任を取れないかもしれない」と思われて、反対されることも多いんです。

つまり、「やめとけ」は意地悪じゃなくて「心配だからこそ」のアドバイスなんですね!

リアルな失敗談|自分は大丈夫が通用しない

正直、僕も「やめとけ」って親に言われた側の人間なんです。
実際にクレジットカードを使ってみたら、やっぱり失敗しました!

僕の失敗談をお話しすると……

自転車操業で、気づけば首が回らない状態に

バイト代が入ったらカードの支払いに消えて、また次の月もギリギリで。
「とりあえず今月は間に合った」って状態が続いて、気づけばずっとお金に追われてました。
完全に自転車操業ですね。

引き落としが怖くて、毎月ビクビクしていた

今月はいくら請求されるか分かってなかったことが、問題だったかな。
可視化してないから、毎月「いくら引き落とされるんだろう……」って、ビクビクしてました。

お金に余裕ができた途端、気がゆるんだ

バイト代がちょっと多かった月とかに、まぁ今月は大丈夫かって使っちゃうんですよ。
でも、後から見たら「この出費は要らなかったな」って思うことばかりでした。
預金に余裕があるときほ、財布の紐がゆるみやすいので注意です!

振り返ってみると、知識も計画性も足りなかったんだなと思います。
もしこれを読んでいるあなたが少しでも不安を感じているなら、ちゃんと考えてからカードを持ってほしいですね。

「やめとけ」が当てはまるのはどんな人?

クレジットカードが危ないと言われるのは、大学生だからというよりも、その人の性格や金銭感覚に左右される部分が大きいです。

例えば、お金の管理が苦手な人。
今月いくら使ったのか分からないまま買い物を続けたり、とりあえず今ある分で何とかなると感覚的にお金を使ってしまう大学生は、クレジットカードとの相性があまりよくありません。

クレジットカードは後払いなので、請求が来たときに初めて「こんなに使ってたの!?」と驚くことがよくあります。

また「今が楽しければいい」と思っている大学生も、注意が必要です。
遊びやセールの誘惑に弱く、計画より感情を優先しがちなタイプは、気づかないうちに支出が膨らんでしまう可能性が高いからです。

さらに、明細をこまめに確認しない、支払い日を把握していない、あるいは「貯金はそのうちでいいや」と後回しにしがちな大学生も、クレジットカードを持つことで逆にお金に振り回されてしまうことがあります。

こうして見ると「やめとけ」という言葉は大学生だからではなく、お金に対する意識や行動が整っていない人に向けられていると言えそうです。

もし、少しでも「自分のことかも」と感じたなら、それは慎重になれる自分がいる証拠。
焦って持つ必要はありませんし、持つときはきちんと仕組みや使い方を理解したうえで判断するのが大切です。

実はこんなにある!大学生がクレジットカードを持つメリット

「やめとけ」と言われがちなクレジットカード。
しかし、正しく使えば、むしろ大学生にとって大きなメリットがあるのも事実です!

大切なのは、リスクを理解したうえで、自分のペースで上手に使うこと。
ここでは「それでもクレジットカードを持つ意味ってあるの?」という疑問に答える形で、大学生だからこそ実感できるメリットを紹介していきます!

キャッシュレス生活の快適さを体験できる

現金を持ち歩かなくても、スマホでサッと支払いできる。
クレジットカードがあると、そんなキャッシュレス生活の快適さを早い段階で体験できます。

例えば、友達とのカフェ代をサッと払ってポイントも貯まる。
ネットショッピングや電子チケットの購入もスムーズ。
財布の中に小銭がじゃらじゃら……なんてこともありません。

スマホ連携で、クレジットカードの取り出しすら不要な場面も増えています。
お会計のストレスがグッと減ると、日常のちょっとした行動がラクになるのを実感できるはず。

大学生活は、思った以上に行動範囲が広がるもの。
「コンビニ・飲食店・交通機関・旅行」など、様々な場面でクレジットカードが使える便利さは、持ってみて初めて分かる価値かもしれません。

ポイント還元でちょっと得した気分を味わえる

クレジットカードを使うと、支払った金額に応じてポイントが貯まります!

例えば、100円の買い物で1ポイントが付くクレジットカードなら、1,000円で10ポイント、10,000円なら100ポイント。
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、普段の生活費で知らないうちにポイントが貯まっていく感覚って、地味に嬉しいんです。

ポイントは、現金の代わりに使えたり、Amazonギフト券や電子マネーに交換できたりと、活用の幅も意外と広め。
実際、僕は貯めたポイントを使って電子レンジや掃除機を購入したことがあります!

「楽天カード」や「三井住友カード(NL)」のように、特定の店舗やアプリと連携すれば還元率がアップするものも多く、使い方しだいで賢く得する」ことができるのも、クレジットカードの魅力のひとつです!

クレジットヒストリーが将来の「信用力」になる

クレジットカードを使うと「クレジットヒストリー(信用情報)」が積み重なっていきます。

これは、ちゃんと支払ってきた実績として、信用情報機関に記録されるもの。
普段は意識することが少ないですが、この記録が将来、意外な場面で役に立つことがあります。

例えば、車のローンを組むとき、あるいは賃貸の契約やクレジットカードの審査を受けるとき。
そんなときに「この人は過去にちゃんと支払いしてきた」という履歴があると、審査に通りやすくなるんです!

逆に、クレジットカードを使ったことがないと、信用情報に「空白の期間」ができてしまい、審査する側が判断材料を持てず、不利になることもあります。

もちろん、無理にクレジットカードを使う必要はありませんが、将来の自分にとってプラスになる使い方ができるなら、少しずつ実績を作っておくのも1つの選択肢です!

知らないとヤバい!大学生クレカのデメリットとは?

ここまでで「クレジットカードって意外と便利かも」と感じたかも知れません。

でも、ちょっと待ってください。
便利さの裏には、しっかり知っておかないと怖い落とし穴もあります!

特に、まだ収入が安定していない大学生にとっては、ちょっとした油断が後悔につながるケースも少なくありません。

これから紹介する3つのデメリットは、クレジットカードを持つ前に必ずチェックしておきましょう!

使いすぎは自己責任!リボ払いの罠も要注意

クレジットカードは、いくら使ってもその場ではお金が減らない“後払い”の仕組み。
だからこそ、油断すると使いすぎてしまうのが一番の落とし穴です。

そして、もう一つ気をつけたいのが「リボ払い」。
毎月の支払い額を一定にできるからラクそうに見えるけど、仕組みを知らずに使うとかなり危険です。

たとえば、5万円使っても10万円使っても、月々の支払いがずっと5,000円のままだったりします。
一見ありがたい仕組みに思えますが、実際には元本がなかなか減らず、気づいたときには利息だけで何千円、何万円も支払っているなんてことも。

しかも、「リボ払いは最初から設定されているカード」もあり、自分で解除しない限りリボになるケースも。
「知らないうちにリボ払いで使ってた…」なんて話は、実際に大学生の間でもよくあります。

カードの便利さに頼りすぎると、自分のお金の感覚がどんどん鈍ってしまいます。
だからこそ、「いくら使ったかを常に把握しておく」ことと、「リボ払いには手を出さない」くらいの意識が大事です。

「延滞=信用低下」は一生モノのダメージに

クレジットカードで最もやってはいけないのが「支払いの延滞」です。

うっかり払うのを忘れた、残高が足りなかった、というだけで済めばいいのですが、実はその記録は信用情報として残ってしまいます。

信用情報とは、これまでどれだけきちんと返済してきたかを記録するデータのようなもの。
一度でも延滞があると「この人は支払いにルーズかもしれない」と見なされてしまうんです。

しかも、この記録は数ヶ月で消えません。
場合によっては、数年間に渡ってローンやカードの審査に響くこともあります。

引っ越し先で賃貸の契約をしたいとき、マイカーローンを組みたいとき。
そんなときに「過去の延滞」が足を引っ張って、審査に通らないことがあるんです。

自動引き落としの設定を確認したり、支払い日前には必ず残高をチェックしたり。
とにもかくにも、返済を滞らせないことを意識しましょう!

詐欺・不正利用…実際に起きてる被害とは

クレジットカードの不正利用、まさか自分には関係ないと思っていませんか?

僕も実際に不正利用されるまでは、その1人でした。
どういったルートから流失したのか分かりませんが、海外のユーザーにより不正に利用されたことがあります。

不正利用されると、クレジットカードを停止する手続きしなければならない他、一時的に利用できなくなるのが地味に面倒です。
僕の場合、翌日に月極での決済を控えていたこともあり、とても大変でした。

また、不正利用はクレジットカード会社が補償してくれるものの、気付くがのが遅れると補償を受けられなくなります。

「便利=安心」ではないということを、しっかり頭に入れておきましょう。
安全に使うためには、変なサイトではカードを使わない、明細はこまめに確認する、怪しいリンクは絶対に踏まないなど、日頃の意識がとても大切です!

クレカを持つべき?大学生のためのセルフチェック

クレジットカードを持つかどうかは、年齢や肩書きではなく「使い方をコントロールできるかどうか」で決まります。

正直、以下の質問に「いいえ」と答える回数が多いほど、大学生関係なくクレジットカードを持つべきではありません。

  • 毎月の収入と支出を大まかに把握している
  • 欲しいものをすぐ買わず、一度立ち止まって考える習慣がある
  • 金額にかかわらず、買い物のレシートや履歴を確認している
  • 支払いの期限をしっかり管理できる(忘れがちなタイプではない)
  • 借金やリボ払いの仕組みについて、ある程度知識がある
  • スマホのアプリや通知でお金の管理をサポートできる環境がある
  • クレジットカードは「使いすぎずに付き合うべきもの」と思っている

まとめ|クレカは自分に合うかで決めよう!

クレジットカードは、便利な道具である一方で、使い方を間違えるとトラブルの原因にもなります。

だからこそ、やめとけと言われるのも無理はありません。
実際に、失敗する大学生がいるのも事実です。

でも、それは全員がダメという話ではありません。
きちんと知識を持って、自分のペースで使えば、大学生でもクレジットカードと上手に付き合うことは十分に可能です。

クレジットカードを持つ・持たないに、正解はありません。
ただ、将来の自分にとってプラスになる選択をすることが、今のあなたにとっての正解です!

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